部下がうつ病になったら

上司の方へ

部下が以下のような状態だったら、落ち着いた場所で15~20分ほど話を聞いてあげて下さい。

  1. 表情の変化が乏しくなった。
    あまり笑わない、言葉が少ない、居ても気がつかなくなった。
  2. 仕事が本人のところで止まる。
    以前はもっとてきぱきとこなしたのに、何かひとつ頼むことにおっくうそうだ。
  3. 生あくび、生返事、生ぬるい仕事。
    集中力が落ちている、間違いも多くなった、夕方になるとしんどそうだ。
  4. 身体的なことをよく話すようになった。
    肩がこる。眠れない。食べれない、食べても美味しくない。
    目が疲れやすい。耳鳴りやめまいがする。
  5. 同じ事をくどくどと話すようになった。
    過去の失敗、将来への不安、待遇への不満、人の悪口、批判、ねたみ。

上司の方はうつ病をよく理解して下さい。
部下のうつ状態に早く気がついて、早く治療が受けられるように配慮して下さい。
上司の方が心配するあまり抱え込んでしまって自分の負担を必要以上に増やす前に、専門医へ紹介して下さい。
家族に本人の状況を話して受診のときは家族が同行するように伝えて下さい。

以上のことがスムーズにいくように、メンタルヘルス体制を会社が進めていくことが大切なのです。