家族の対応

家族の方へ

うつの状態になった方にとって家族のサポートはとても大切です。
なんとか本人の助けになりたいと思っても、どうしていいかわからず逆に本人の負担になっていることもあります。
以下のことに注意してください。

  1. うつ状態の症状を理解してください。本人に巻き込まれないように冷静に対応するには、まず家族の方が病気を理解してください。
  2. 本人の話を聞く。不安が強く、まわりくどく、要領の得ない話を、なんどもなんども話すときは
    少し話の内容をまとめて本人に伝えてください。
  3. 本人にしばらく休むようにと言ってください。日に3回の食事と、夜8時間の睡眠を取れるような配慮をしてください。
  4. 本人の負担を軽くしてください。仕事、家事、育児、近所づきあい、冠婚葬祭、子供のサッカーの応援、その他上司に相談、身内の助け、
    事情を理解してくださる方に本人の負担が軽くなるように協力してもらってください。
  5. 眠れない、食べれない、自分なんかいなくなればいいと言い出したら、心療内科へ連れていきましょう。本人のこれまでの様子を医師に話してください。うつの状態の人は理解力が落ちています。医師の説明をよく聞いてください。
  6. あせらずにサポートしてください。うつの状態は必ず脱出できます。